認定薬局制度について

認定薬局制度について

 令和元年12月4日に「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律等の一部を改正する法律」が公布されました。
 その一部が令和3年8月1日に施行され、「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」という、特定の機能を持った2種類の薬局の認定制度が始まりました。
 今回の改正により、薬局ごとの役割や特徴が明確になるため、患者さんが自身に適した薬局を選択できるようになり、安心かつ高度な薬物療法を受けられるようになると期待されています。

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地域連携薬局とは
専門医療機関連携薬局とは

「健康サポート薬局」と「地域連携薬局」、「専門医療機関連携薬局」の違い

 「健康サポート薬局」と「地域連携薬局」、「専門医療連携薬局」は、どれも地域医療を支える薬局として似た性質を持っている為、違いが分かりにくいかもしれません。
 それぞれの違いを簡単に説明すると以下の通りです。

【健康サポート薬局】
薬のことだけでなく食事や運動、介護サービスなどに関する相談や情報発信を行い、病気になる前の段階から地域住民の健康維持・増進をサポートする薬局。

【地域連携薬局】
地域の医療機関や他の薬局などと連携することで、万が一大きな病気になってしまった場合でも、住み慣れた地域で患者さんが安心して生活を送れるように支援する薬局。

【専門医療機関連携薬局】
がんなどの専門的な医療が必要な患者さんに対し、より高度で専門性の高い薬物療法に対応できる機能を備えた薬局。